空間を彩る花のように

絵画とは、単なるキャンバスに塗られた色ではありません。それは一つの物語、一つの情熱、そして一つの世界観を内包しています。画家としての私の役目は、この無言の言葉を皆様に伝え、共感や感動を呼び起こすことです。

私の作品の中には、深い感情や瞬間的なインスピレーションから生まれた色や形が散りばめられています。それぞれの絵は、私の心の中の風景や出来事を映し出しており、鑑賞する者に異なる解釈や感じるものを提供します。

このホームページでは、私の作品の背後にある思いや哲学、そして制作の過程を紹介しています。それぞれの絵が持つ独自の魅力や物語に触れ、絵画の持つ無限の可能性や深さを感じていただければ幸いです。

絵画は時を超え、文化や国境を越えて人々の心をつなぐ魔法のようなもの。私の作品を通して、その魅力を感じ、共有していただけることを心より願っています。

profile

優しさの中の一瞬の驚き。見つめる先に、予期せぬ真実を。

Name

熊谷 衣瑠菜 (くまがい えるな)

最終学歴

武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒、同大学院造形研究科在籍中
在校時代から現在までの受賞歴:第49回創画展入選 画風:優しいタッチの一方で、冷徹な観察眼も持っており、例えば、優しげな動物の目に不意の恐怖を感じさせるような視点で物事を見るのが特徴です。

「fluid」

F6(410×318) 2020年

日によって考え方や感じ方が変化したり、ボーッとしながら考えていることが連想ゲームのように二転三転していったり、そういった心の反応が興味深い。

こういった反応は、どの時代でも変わらない、人の根源的なものではないだろうかと考え、原始的な流水紋をモチーフに使用した。

gellary

「はじめまして」

人は成長に伴い、常識とともにあらゆる偏見を身につけていく。今見ているものの本当の姿はなんなのか、かけてしまった色眼鏡を外したらどんな景色が見えるのだろうか。

「まとうあゆむ」

グループ展「日本画恐竜展」出品作品。

「Dendron」

人の心情の複雑さを、鉱石が持つイメージを手掛かりに表現できないかと模索した作品。

中でも、デンドライトクォーツの、鉱石でありながらその模様が樹木のように見える点が面白く感じ、人の心情の多面性とリンクするのではないかと思いモチーフとして取り入れた。

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